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- 劇場公開日
- 1999/06/05
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- DIRECTOR
- 監督:降旗康男
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- CAST
- 高倉健、大竹しのぶ、小林稔侍
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- 概要
北の果ての小さな終着駅で、不器用なまでにまっすぐに、鉄道員(ぽっぽや)としての人生を貫いてきた佐藤乙松。人生を振り返り思い出す、鉄道員としての生活と家族に対する様々な悔恨の念。そんな彼のもとに、ある日愛らしい少女が現れる。ありふれた出来事のように思えたこの出会いこそ、孤独な彼の人生に訪れた、やさしい奇蹟の始まりだった…。原作は第117回直木賞を受賞し、大ベストセラーとなった浅田次郎の短編小説「鉄道員(ぽっぽや)」。この感動作の主人公・乙松に扮したのは日本を代表する俳優・高倉健。企画段階から乙松役はこの人しかいないと言われ、約二十年ぶりに東映作品への出演を果たしている。また、高倉とは初共演となる大竹しのぶや、90年代を象徴するトップアイドルだった広末涼子、高倉とは共演作も多く親交の深い小林稔侍、本格的な映画出演はこれが初めてとなった志村けんら各世代を代表する顔ぶれが名を連ねている。高倉健と共に「駅 STATION」ほかの作品で数々のヒット作を世に送り出した監督の降旗康男や撮影の木村大作らスタッフが、北海道の厳しい自然を詩情豊かに映像化。原作のイメージを損なうことなく、愛と奇蹟の物語を幻想的に創りあげている。
Ⓒ1999「鉄道員(ぽっぽや)」製作委員会